競馬といえばサラブレッド。血筋は争えないから、駄馬の子は駄馬にしかならない。
人間はどうか?今、DNA解析が急速に進んでいて、遺伝子レベルで精子や卵子の質が分かりつつある。
これが進めば、生命保険に入れない連中が続出する。何歳で癌や奇病になる確率が何%かが分かってしまうからである。
あなたの卵子は大丈夫だろうか?
女は子供を生む機械だ、と失言した大臣がいたが、バカな男である。産めない女もたくさんいるのだ。
今の若い男たちの精液は、私の世代に比べて格段に薄い。
生まれたときから環境ホルモンという奇妙なケミカルに汚染されているから、精子の数が少ないのである。
女も同じで、卵子が少ない。
当然、個人差はあるのだが、日本に限って言えば繁殖力は衰える一方である。
西暦2100年には、日本の人口は6000万人になる、と予想されている。今の半分だ。私は生きていないから関係ないが、あなたの子供や孫たちは、その現実に直面する。
他方で中国は、今13億人と日本の10倍である。インドも同じくらい。米国でも3億人。
そこで種馬男の登場が期待される。
種馬男とは、繁殖力の強い男のことである。馬の場合は、一回の交尾で数百万円。
人間の場合はどうなるであろうか?
米国のキャリアウーマンの中には、ノーベル賞取得者の精子を買い、人工授精する女がたくさんいる。当然、精子の価格は上がる。
あなたが、しょぼくれたカレの精子などより、イチローやキムタクの精子を欲しがることは、決して反道徳的なことではない。
あなたの場合は、イチローもキムタクも相手にしてくれないだけである。
ところが、種馬男は違う。まるでAV男優のような巨根の持ち主で、あなたを一晩で何回でもイカセテくれる。おまけにその繁殖力は強烈だから、2100年には人間国宝になるに違いない。
英語で、あなたを妊娠させてやる、と言うのを、ノック・ユー・アップと言うが、種馬男は確実に妊娠させてくれる。
当然、種馬男にも格付けがある。東大卒ならAAAとか、キムタクならaaaとか、何でも良いのだが、格付けは女だけの審議会が決めて、国会で承認される。
どういう男のタイプが人気を集めるか、は女だけの国民投票をやればよい。もちろんオバサンは除く。
なぜならオバサンは元女であるから、投票の権利は無い。もう女ではないからである。
東大卒でも、一生フリーターやホームレスもいるわけだから、受験勉強だけのアホ男は種馬男にはなれない。
自分の好みの種馬男に種付けされて出産した女は、国家から手厚く保護される。今の児童手当は一人5000円/月だが、そんなものではない。
子供が20歳になるまで、一人につき毎年1000万円の年金が保証される。女は何人産んでも構わない。
たとえば、あなたがイチローとシンゴとイノキに種付けされて、それぞれ3人の子を産んだとしよう。そうすれば、子供が20歳になるまで、毎年3000万円の年金を受け取れる。
あなたが誰と結婚しようが勝手である。結婚=出産ではないからである。恋愛→出産は、一種の病気であるから、児童手当は一人5000円で十分である。
種付けはそれとは意味が違うから、いわば生活と出産の分業である。
種付け出産の子供は、あなたが育てても良いし、国が設立した乳幼児養成施設に預けても良い。どちらにしても一人につき1000万円の年金は保証される。
上記のような種馬男国家と言うものは、今の段階では夢物語に過ぎないが、今年の秋に実施されるだろう衆議院選挙で、種馬男法案を公約にする政党が圧勝すれば、来年から可能である。
誠に残念なことに、今の日本国では、20歳以上の男も女も1票を投じる権利を持っている。18歳以上に引き下げた先進国も多い。
ところが、日本国の国政選挙の投票率は60%程度。ほとんどが60歳以上のジジイやババアが投票しているから、既得権益に胡坐をかいている年寄りに、今の日本国は蹂躙されているのである。
万国の種馬男よ団結しろ、などと私は言わない。
子供は国の宝であり、未来からの使者である。
その子供たちが、イカレタ大人に弄繰り回されて、将来が危うい。日本ですらそうだ。まして発展途上国では、いたいけな子供たちが、銃を持たされて殺し合いに強制加入されている。
私が言いたいのは、万国の女たちよ、団結せよ、という逆説である。
男にもたれかかり、経済的に依存し、それすら出来なければ親に依存する寄生虫のような生き方はやめろ。
フリーターもニートも、派遣切に泣くのも、あなたの勝手である。
社会や政治が悪い、と言う前に、自分の卵子に責任を持ったらどうか?
男と女が愛し合い、やがて子供が生まれて家族が出来る、などという幻想モデルは、今の日本国には通用しないのである。
種馬男は過激な提案かもしれない。しかし、あなたは自分の子宮の発する声に、忠実にならなければならない。
そうでないと、いつの間にやら、牝馬女の国になってしまうかもしれないのである。

